エフピコ物流株式会社は、「品質」と「効率」を徹底追求するロジスティクスカンパニーです。

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エフピコ方式のリサイクル(トレーからトレーへ)<その1>

           ~物流はリサイクルの根幹を担っている?~

 

 

 

エフピコでは、自社の物流にてお客様に製品等をお届けしています。 

それを担っているエフピコ物流では、エフピコで生産された製品の

入荷から在庫管理、出荷、配送までを管理しています。その他にも、

食品スーパー等の運営に必要な、エフピコ製品以外の消耗品等も

扱っています。 全国9ヶ所、60万㎡の物流センターから安定的な

供給を実現しています。 

 

 

  

   

 

 

しかし、エフピコの物流は、納品するだけが仕事ではないのです。 

 「自社の物流」だから出来ることがあります。

その一つとして、 『使用済みトレー・ペットボトルの回収』があります。

 

エフピコでは環境負荷低減への取り組みをいち早く実践し、 

使用済みトレー・ペットボトルの回収を行ってきました。 

それが出来たのも、自社の物流があったからこそです。

 

 

納品に向かったトラックは製品をお届けすると、

帰りの荷台は空となりますが、往復の燃料は必要です。 

そこで、帰り便を利用して、スーパーマーケット等で

回収された使用済みトレー等を載せて帰っています。 

そうすることで、以下のようなメリットが出てきます。  

 

 

メリット①

 回収トレー・ペットボトルをトレーの原料にすることで、

 石油資源の節約ができ、CO2排出抑制にもつながる。 

メリット②

 自治体等のゴミ回収量は減り、回収車費用・焼却費用等が削減でき、

 同様にCO2排出抑制にもつながる。

 

 

納品に向かうトラックを“動脈”とすれば、使用済みトレーの回収を行うトラックは 

“静脈”になります。納品に向かったトラックがそのまま使用済みトレーを回収するという 

環境に配慮した静脈物流体制の構築によって、省資源・省廃棄・省エネルギーを実現しています。

 

 

   

 

 

エフピコでは、年間に約200億枚のトレーや容器を製造していますが、

回収は19億枚とまだまだ十分ではありません。

 

 

全国のスーパーマーケット約20,000店舗のうち、

エフピコでは約8,900店舗からトレーを回収しています。 

 

使用済みトレーやペットボトルは、洗って、乾かして、

スーパーの店頭にある回収ボックスに入れて下さい。 

エフピコの 『トレーtoトレー』 『ボトルtoトレー』 の

リサイクルに、ぜひご協力をお願いします。 

 

  

スーパーなどの店頭に設置されたトレーや容器の回収ボックス

   

 

㈱エフピコのリサイクル工場では見学も可能です。 

http://www.fpco.jp/csr/environmenteffort/factory.htm

 

 

次回は、リサイクル工場の見学について紹介いたします。