平成30年4月6日(金)から15日(日)までの10日間は春の全国交通安全運動の実施期間です。
全国交通安全運動とは、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけることで、 道路の安全を守り交通事故を防止することを目的に、内閣府をはじめさまざまな行政機関 (各省庁や自治体)が主催する取組みです。
この取組みは春と秋の年二回実施され、春は入学や入社など環境が変わる人も多いため、 新しい環境に慣れるまで交通安全をサポートするという趣旨で行われています。
今年のスローガン「交通ルール 守るあなたに ありがとう」
全国共通重点目標 ・子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止 ・自転車の安全利用の推進 ・全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底 ・飲酒運転の根絶
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事故発生件数 自動車事故のうち、4種類の事故が約7割を占めている
1位 追突事故 (21.1%)
発生場所 直線道路・交差点 主な原因 脇見運転
・運転にしっかり集中し、前の車の動き(とくに減速や停止)に注意する ・余裕のある車間距離を保つ
2位 バック時の事故 (18.1%)
場所場所 駐車場 主な原因 安全不確認
・ミラーやバックモニターだけでなく目視で確認する ・速度を落としゆっくりとバックする
3位 出会いがしらの事故 (17.7%)
発生場所 信号がない交差点 主な原因 安全不確認・一時不停止
・一時停止の場所ではしっかりとブレーキを踏み完全に止まる ・ミラーがあっても自分の目で直接左右を確認する
4位 右左折時の事故 (13.4%)
発生場所 市街地の交差点 主な原因 安全不確認
・右折するときは対向車のかげに注意する →対向車が道を譲ってくれても、そのかげから二輪車が直進してくる可能性あり ・左折するときは車両の死角(左後方)に注意し 必ず巻き込み確認をする →車両の死角にいる歩行者や自転車を見落としてしまう可能性あり
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交通違反取締件数
1位 最高速度違反 25.5%
2位 一時停止違反 17.4%
3位 携帯電話使用等違反 16.0%
この件数は警察の取締り方針にもよりますが、事故に結びつく可能性の 高いものはより厳しく取締りがされます。 近年、運転しながらスマホを操作する(いわゆる「ながらスマホ」)による 画面注視を原因とする事故が増加傾向にあり、取締りも強化されています。
<「ながらスマホ」の危険>
「ながらスマホ」による事故は直線道路上で多く発生しており、 前方車両への追突事故が多数を占めます。 スマホの画面に注視するあまり、障害物への接近に気が付くのが遅れ、 高い速度で追突事故や歩行者や自転車の衝突事故を起こしてしまうため 人身死亡事故など重大な事故に繋がりかねません。
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期間中は安全運転を意識し、普段より少し気をつけてハンドルを握ってみてください。 |