自社オリジナルシステムを駆使し、過去の実績をもとに
自動割り付けで迅速に配車。
各配送ルートの出発・到着をWebで見える化し、
高い品質と精度で確実にお届けします。
製品出荷における配車・配送管理を担う配送センターでは、日々製品配送の品質向上、ドライバーの積込・下ろしの改善に向けて、あらゆるシステムや仕組みのブラッシュアップに取り組んでいます。
拠点間の製品移動、工場からの製品引き取りに対して、ドライバーの負担軽減を考えたパレット輸送の拡大と、専用QRコードを使い、ドライバーの運行状況をウェブ上に即時反映するRDチェックシステムについて紹介しております。
過去の実績から最適な配送ルートを迅速に作成する配送計画システム、またトラック毎の出発から納品完了までをWeb上で見ることができるオリジナルのシステムでムダのない配送を実現しています。
お客様から頂いた受注データに基づき、計画的な配送ルートを迅速に作成する「ルートプランナー」を導入しています。このシステムにより、受注からわずか1時間で、ムダ・ムリのない配車計画を確定することが可能です。また、定期的に荷台の採寸を行い、マスターの整備と積込み後の確認を徹底し、実績とのズレをチェックしています。
スマートフォンで専用QRコードをスキャンし送信することで、即時にWeb上のシステム画面に実績が反映するシステムです。
日々の配送で各納品先への到着計画時間に対し±15分以内の到着が88%と高い品質を実現しています。また、契約運送会社でも確認できるため待機、荷卸し時間の把握にも役立っています。
食品トレーは原料を発泡させて製造しているためケースサイズが大きくなります。一般的に使われている1100㎜角のパレットではサイズが合わないため、1500㎜角のエフピコオリジナルのパレットを使用しています。ドライバーの作業負担軽減のため、2019年に1500㎜角パレットとバラ積みを併用した輸送を開始。検証を重ね、現在はバラ積みをしていた隙間に合う細長いオリジナルパレットを制作し、フルパレット輸送を実現しました。フルパレット輸送では、積込み15分、荷下ろし15分とドライバーの作業負担軽減に大きく貢献しています。
一般的な納品はお届けして終わる一方通行ですが、エフピコ物流の車両は違います。
往路で注文のあったトレーを確実にお届け、復路ではお届けしたお客様のもとに集まっている使用済み食品トレーの回収をすることで行きも帰りも高い積載率を保っています。
繁忙期には車両受付にてドライバーさんにドリンクを配布しています。体調管理のためでもありますが、納品先に行くドライバーさんだからこそわかる現場の状況や納品要望などの情報収集にも生かしています。
いつ起こるかわからない自然災害等を想定して、ソーターバックアップ訓練、消火器訓練、自家発電発設備訓練などの定期的な訓練を全国のセンターで計画実施しています。
天災による停電が発生しても、全国の拠点に配備した自家発電装置により最大72時間の稼働が可能です。食材を載せるトレーの安定供給を止めないため、万全の備えを整えています。
食品トレーの生産工場を併設しているため、外部からの異物侵入を防ぐドックシェルターを設置しています。食品を載せるトレーを扱うからこそ、工場と同等の衛生設備を整え、安全性を確保しています。
エフピコのミライ物流